※コレはテスト投稿です
10~20代の若者を中心に、手軽に動画投稿を楽しむツールとして人気が上昇し続けているTikTok。
近年ではTwitterやInstagramと並び有力なマーケティングツールとして注目する企業が多いことをご存じでしょうか。
2021年11月に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2021年ヒット商品ベスト30」では、「TikTok売れ」というワードが1位を獲得しています。
この「TikTok売れ」とは、TikTok上で流れてきた動画をきっかけに、お菓子や雑貨、書籍などが大きなトレンドとなり売り上げを伸ばした現象のことを言います。
世界中で30億ダウンロード、月間のアクティブユーザー数は10億を超えるとされるTikTokは、いまや「ダンス動画を見るアプリ」ではなく、ビジネスシーンにおいて高いポテンシャルを秘めたマーケティングツールへと変化しているのです。
そもそもTikTokとは
15~60秒ほど、長くても3分までの、短尺動画の制作・投稿に特化したスマートフォン向けの動画共有サービスです。
TikTokユーザーであれば誰でも簡単にショートムービーの制作、投稿、閲覧が可能。直観的に使えるシンプルな操作で動画の撮影からBGMの選択、エフェクトやテキスト入力などの加工、投稿までアプリ内で完結する手軽さが大きな特徴となっています。
ショートムービーに特化しているがゆえに、隙間時間や暇つぶしとしてスマホでさっと楽しめるプラットフォームとして10~20代を中心とした若年層に人気を集めていますが、30代以上の幅広い年齢層のユーザーも少なくありません。
FacebookやInstagram、Twitterといったメジャーなメディアに続く勢いでユーザー数を伸ばしていて、マーケティングツールとしても決して無視できない存在感を獲得しつつあります。
TikTokが集客に効果的なワケ
スマホアプリで動画やSNSを楽しんでいるときに、スキップできない広告や興味のないジャンルの広告が表示されて不快な気持ちになった経験はありませんか?
TikTokで表示される広告は、興味がなければ即座にスキップが可能です。
視ることを強制されないうえに尺が短いので嫌悪感を抱かれにくく、かえって興味がない内容でも最後まで視聴するユーザーが多いのです。
また、TikTokのリコメンドに表示される動画はユーザーの好みに合わせたジャンルを中心に興味の範囲外の動画もランダムに表示されるため、興味のない動画広告に対する抵抗感が少なく、広告が最後まで視聴される確率も高くなっています。
動画の視聴維持率が高い傾向のあるTikTokのユーザーは、総じて動画を見たあとに検索やいいね、アカウントフォローといった次のアクションを起こす反応率も高いという調査結果があります。
ユーザーがアクションすることで広告の拡散率も上がるため、この反応率の高さはデジタルマーケティングにおいてとても重要です。
さらに別の調査結果では、TikTokのユーザーはコンテンツに対する支出金額がほかのSNSと比較して2倍ほどと、かなり消費金額が高いことがわかっています。
特に音楽やマンガなどのカテゴリで支出金額が高く、ユーザーが興味を持っている商品であれば、動画視聴から購入へとつながりやすいプラットフォームといえるでしょう。
TIkTokを活用したマーケティング
TikTokをマーケティングツールとして利用する場合、まずは「TikTok For Business」という広告を運用するためのビジネスアカウントを開設することから始まります。
【ビジネスアカウントの運用】
ビジネスアカウントを開設すると、企業の公式アカウントとしてコンテンツを発信する以外にも下記のようなメリットがあります。
- TikTokのインサイトが閲覧可能。エンゲージメントやフォロワー数などを詳細に分析することにより、ターゲット層の設定やコンテンツの質の向上に役立ちます。
- 企業の公式ウェブサイトなどの記載が可能になるため、ユーザーが動画を視聴したあとの導線をひくことができます。
- 50万曲以上を扱う商用音楽ライブラリから楽曲を使用できるので、ライセンスの取得の手間を省き、著作権問題の発生リスクがおさえられます。
コンテンツを分析し、投稿の質を上げることでTikTokのレコメンドに表示されやすくなり、ユーザーによって動画が拡散され、ブランドの認知度をも上げることにつながっていきます。
【広告出稿】
ビジネスアカウントと併用するべき重要なマーケティング手法として、広告の出稿があります。
先に述べたようにTikTokユーザーの企業広告への嫌悪感は少なく、視聴維持率が高いためTikTokへの広告出稿は大きなメリットとなります。
TikTok広告メニューで配信できる広告メニューは細かく分けると8種類ほどあり、それぞれに費用や特徴が異なるので、狙うターゲット層や商品の特性にあわせて選ぶことが重要です。
【インフルエンサーを起用したPR】
InstagramやTwitterと同じように、TikTok上にもユーザーに対し多大な影響力を持つインフルエンサーが存在します。
広告を制作する際に、認知度を上げたい商品やサービスと相性のよいフォロワーを多く抱えているインフルエンサーにPRを依頼することで、より多くのユーザーに動画広告を視聴してもらえる可能性があります。
TikTok広告の種類と事例
TikTokを使ったマーケティングの軸となる広告配信は、目的に合わせたメニューを選ぶことで多くのユーザーにリーチすることが可能です。
さらに、「チャレンジ広告+ブランドエフェクト」のようにサービスを組み合わせたり、「インフルエンサーの起用」でニーズにマッチした広告を制作すれば、より高い効果が期待できます。
以下にTikTok広告メニューの主な種類と実際の活用事例を挙げておきます。
【Topview・起動画面広告】
アプリ起動後の広告枠に動画広告を配信します。1日1社の枠を独占できるため、費用は高額ですが多くのユーザーの目に留まりやすいメニューです。
不特定多数のユーザーへのリーチや商品のブランディングを目的とした広告に向いています。

【インフィード広告】
一般の投稿と同じように、TikTokのレコメンドに表示される動画広告です。
広告だと気づかれないことも多く、最後まで見てもらえる可能性が高いです。
通常の投稿と同じように「いいね」や「コメント」をもらえるほか、「シェア」されることで拡散も狙うことが可能。
感想や視聴数などユーザーからのダイレクトな反応をリサーチしたい場合に有効な広告です。

【ハッシュタグチャレンジ】
歌やダンスなど、テーマとなるハッシュタグに合わせた動画をユーザーに投稿してもらう、ユーザー参加型のキャンペーンを配信します。
参加したユーザーがチャレンジ動画を自主的に投稿するため、広範囲のユーザーへの拡散やバズりが狙えます。また、参加し体験することでユーザーが新たなファンになってくれる可能性も。
アクセス数を増やしたり、コンバージョン率を上げるといった目的に向いている広告です。

【ブランドオークション(運用型インフィード広告)】
広告運用中にターゲッティングなどを細かく調整できるタイプの広告です。オークション形式で配信場所が決まるので、より高額な入札をしたほうが高い効果が見込めます。
目的に合わせて柔軟なアプローチが可能なので、アクセス数やコンバージョンなど直接的な成果を狙いたい場合に有効です。
【ブランドエフェクト】
動画広告にオリジナルのエフェクトを追加することで、ユーザーに対しより効果的な商品PRができるサービスです。
「コスメの発色」や「髪色の変化」といった視覚効果で、ユーザーは疑似的に商品の魅力を体験することが可能になります。
ユーザーの興味を引きアクセス数を稼ぐほか、商品購入への導線としても効果的です。
参考URL
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